スポーツリカバリー専門家として 体の「回復・適応・パフォーマンス」をサポート
スポーツやアクティブなライフスタイルにおいて、
成長や向上はトレーニング中だけで起こるわけではありません。
それは回復の時間に起こります。
理学療法士であり、ムーブメント指導者として、
私の仕事は次第に、ある一つの問いに集約されてきました。
「繰り返される身体的・精神的な負荷の中で、
身体はいかに効率的に、持続可能に、そして賢く回復できるのか?」
ここにこそ、
スポーツリカバリースペシャリストとしての私の役割があります。
スポーツリカバリースペシャリストとは?
スポーツリカバリースペシャリストとは、
アスリートや日常的に身体を動かす方が、次のような点を最適化できるようサポートする専門家です。
トレーニングとトレーニングの間での回復
身体が負荷に適応していくプロセス
負荷・疲労・緊張のコントロール
使いすぎによるケガや慢性的な痛みの予防
パフォーマンスコーチングが「鍛えること」に焦点を当てるのに対し、
リカバリーの仕事は、
トレーニング、試合、競技の“合間”に身体の中で何が起こっているかに目を向けます。
その時間こそが、
組織が再生し、神経系がリセットされ、
動きの質が回復していく重要なフェーズなのです。
筋膜に基づくリカバリーアプローチ
私のリカバリーに対する取り組みは、
筋膜の科学と臨床経験に強く影響を受けています。
筋膜とは、筋肉・関節・姿勢・動きの協調性を統合する
結合組織のネットワークです。
回復が十分でない状態が続くと、筋膜は次のような状態になりやすくなります。
水分が失われ、硬くなる
特定の筋膜ラインに過剰な負荷がかかる
弾力性や反応性が低下する
持続する痛みや動きの制限の原因となる
リカバリーを目的としたセッションでは、
筋力を「鍛える」のではなく、
筋膜のしなやかさ、滑走性、そして筋膜チェーンのつながりを回復させること を目指します。
リカバリーコーチングはどんな人に向いているのか?
私は、次のような幅広いクライアントの方々と関わっています。
競技レベル・セミプロレベルのアスリート
チームスポーツの選手(サッカー、ラグビー、フィールドスポーツなど)
持久系スポーツのアスリート
武道・太極拳の実践者
壊れるまで追い込まずに、長く動き続けたい40代以上のアクティブな方
日本では、プロおよびセミプロのスポーツ現場に関わる選手のケアやサポートも日常的に行っています。
そうした環境では、リカバリーの質がそのまま「出場可否」や「パフォーマンス」に直結します。
リカバリートレーニングの内容
リカバリーコーチングでは、状況や目的に応じて次のような要素を組み合わせます。
筋膜にフォーカスした手技による施術
やさしく回復を促すムーブメントシークエンス
姿勢と負荷のかけ方を見直すワーク
呼吸や自律神経の調整
目的は、単なる「受け身のリラクゼーション」ではありません。
身体が自ら再編成し、次のトレーニングをより楽に、安全に、効率よく行える状態へ整えること
それが、アクティブ・リカバリーという考え方です。
30〜40代以降、リカバリーの重要性はさらに高まる
年齢やトレーニング歴を重ねるにつれて、
身体に許される“余白”は次第に小さくなっていきます。
十分な回復を伴わない高強度トレーニングは、次のような結果を招きやすくなります。
ケガの再発を繰り返す
慢性的なこわばりや疲労が抜けない
努力しているのにパフォーマンスが落ちる
動くこと自体が楽しくなくなる
リカバリーを軸にしたアプローチは、
アスリートやアクティブな人が
自分の限界と戦い続けるのではなく、
長期的にトレーニングを続けていくための土台 をつくります。
ケガの治療を超えて
リカバリーは、ケガをしているアスリートだけのものではありません。
それは、次のような目的を持つすべての人のためのものです。
継続してトレーニングを行いたい
負荷の中でもしなやかさを保ちたい
動きの質を高めたい
燃え尽きることなくパフォーマンスを維持したい
その意味で、リカバリーは
トレーニングの「反対」ではなく、欠かせない一部なのです。
— ディディエ
